ペックスラップとペダンクルスラップ

ホエールウォッチングをしていると、クジラの大きなアクションにはどれも感動を覚えることと思います。
そのダイナミックなアクションの中で、よく見られる行動の一つに、「ペックスラップ」があります。
主に、胸びれで海面を叩く行為のことをいいます。

ザトウクジラに良く見られる行為で、ザトウクジラの胸びれは全体長の三分の一にもなるほど長いと言われていて、その長い胸びれを使って海面を叩く行動です。
海面に横になり、片方だけの胸びれで行うことも有れば、両方の胸びれで行うこともあるそうです。

他のザトウクジラの仲間に対するなんらかの合図だと言う説がありますが、実際の意味は解明されていません。

この他には「ペダンクルスラップ」というものがあります。
主に下半身を海面上に持ち上げ、海面に叩きつける行為の事を言います。

現在のところでは攻撃的な行動の一つとされており、ザトウクジラに良く見られるそうです。
ザトウクジラのオスが繁殖期に見せることが多く、そのほとんどはメスをめぐる争いのために行われていると考えられています。

現在までに確認されているものでは、シャチに向けてザトウクジラやコククジラがペダンクルスラップを行った例があります。

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